びゃくだん男の子の場合、成長とともにムスクと白檀を混ぜたようなにおいの汗を発する。部屋の中はもちろん、衣服にもこのにおいがしみつくので、火山灰を利用した脱臭剤を部屋のコーナーに置くことを勧める。できるだけ高いところに置くのが効果的。いったん除臭をした上で、タイム、サポリーといったハープ類を生けるとさわやかな香りが部屋に漂う。親がとくに神経を使うのは、受験を控えた子供の部屋。机をミントの葉でこするようにふいてやると、清涼感ある香りで眠気も飛び集中力が出る。記憶力が高まるといわれている、ローズマリーの鉢植えを窓辺に置くのも一つの手。効果もさることながら、子供を気遣う親心が伝わることだけは確かだろう。ラ8老人の孤独、香りで軽減年老いてくると男女を問わず体臭は弱くなる。だが、老人臭という言葉があるように、ある種のにおいが漂うのも事実だ。しこのにおいは体の衰えとともに起きる、さまざまな病気が原因といわれている。歯そうのうろう槽膿漏に伴う口臭などが代表例だ。現代のように医療器具が発達していなかった昔の医師は、においによって病名を当じんぞうびょうてたという。たとえば糖尿病の人は甘いにおい、腎臓病の人はアンモニア臭、皮層病になるとカビのにおいが漂い、老衰の場合はほこりっぽいにおいがするといわれている。お年寄りのいる家庭は体を清潔に保つため、日々こうしたにおいを気にかけておく必要がある。健康の第一条件は清潔な環境である。